一般の方には聞きなれない「レセプト業務」について解説します。 医療現場にとっては、欠かせない仕事なんです。
レセプト業務とは

医療関係の仕事に就きたいと思っている人だったら、レセプト業務と聞いて、
一体どんな内容の仕事なのかということは何となくわかるのではないでしょうか。
しかし、医療関係の仕事に就いていない人には一体何のことなのか
さっぱりわからないという人も多いでしょう。
また、医療の現場にいても、自分がレセプト業務をやったことがないというような
人の場合には、具体的にそれがどういう業務なのか、どんなことをするのか、
ということをあまり把握していないという人もいるかもしれません。
医療業務といっても、実際に医療現場に携わるというような仕事ではなく、
どちらかというと事務的な要素が強いので、
求められるスキルも少し一般の医療とは違っています。
そのことを頭に入れて、レセプト業務について考えるようにしましょう。

では、実際にレセプト業務というのはどういう内容なのでしょうか。
そのことを知るためには、まず、レセプトという言葉について知る必要があります。

(参考サイト)レセプト

レセプトという言葉はドイツ語の「Rezept」から来ています。
これは、患者が受けた診療について、医療機関が保険者である市町村や
健康保険組合などに請求する医療費明細書のことを指します。
これは医療の内容によって呼び方が変わり、医科・歯科の場合は
診療報酬明細書となり、薬局における調剤の場合には調剤報酬明細書と
呼ばれています。医療機関においては、単純にレセ呼ばれることが多いです。
レセプトには、患者の使命や性別、生年月日などの個人情報の他に、
患者の健康保険加入情報や請求元の医療機関名、診察料、病名、診療月に行われた
投薬、注射、処置、手術、検査、画像診断、リハビリなどの点数が記載されています。
そしてこれは月ごとに被保険者ごとに医療機関が作製するのです。
診療行為によって診療報酬点数が決められているので、医療機関は
この点数を合算して保険者に医療費を請求するというシステムになっています。

そして、そういった業務全般を受け持つのが、レセプト業務なのです。
レセプト業務は正式には診療報酬請求業務と呼ばれていて、
調剤薬局の場合には、先に述べたように、呼び方が調剤報酬明細書となるので、
調剤報酬請求業務となります。
このように、レセプト業務というのは、実際の医療現場というよりも、
裏方的な仕事だと思った方が良いでしょう。ですから、適性についても
普通の医療現場で働く人とは異なりますし、必要な知識なども医療現場で
働く医師たちとは違ったものが要求されることを覚えておくようにしましょう。